月別アーカイブ: 2007年1月

戻せない時間

いつまでも、昨日の出来事のように目に浮かぶクロの事故・・
散歩に行ける~と喜んで振り返った途端、家の前で
ゆるかった首輪が抜けてあっという間にトラックに轢かれた
たった8ヶ月の命・・甘えんぼで無邪気な可愛いクロは
命がなくなった事も知らずに私の叫びに振り返っていた


神様~! お願いです 一分だけ時間を戻してください<(_ _)>
そんなことしか頭に浮かばなかった。



電話で知らせた仕事中の夫も、中間試験中だった中学生の息子も
小学生だった娘もだれも一言も私を責めない。
自分の過ちは自分が責めるしかなかった。

自分の不注意が家族中悲しい思いをさせた
この時の悔いは忘れない・・・
悲しみと申し訳なさで心がいっぱいだった。


夫が一言、「その運転手さんは大丈夫だったろうか・・・」
ハッとした。 人のことを考えなかった自分を恥じた。

「ボクも犬は好きなんです・・明日また来ます・・」と言って
帰ったまま現れることがなかった運転手さん、
ショックで事故にでも会ってなかったかしら・・


私が悪いのですから・・と言ったものの、
その人にクロの身体を運んでもらって、、
ちゃんとお礼を言ったのかどうか・・・


何日間か、そっと横に座ってくれたミミコの背を撫でながら
悲しみと後悔で涙が止まらなかった。
可愛かったクロ。。。。。。。。。


それからムクが来て、ミミコ(16歳)もムク(14歳)も亡くなり、
ハルが来て・・・
もう23年も前のことではある。
虹の橋の向こうで遊び疲れているだろうか・・
                    


                                                


 


  ミミコとの 大きさも逆転していたクロだった


              黒駒号  (1983.4.6ー1983.11.28)                 

穴の開いたパスポート

交付されてから5年間、一度も使われることの    
なかったパスポートの期限が近づいたので
更新手続きに出かけた


自慢にはならないが海外へ出かけたことはない
チャンスがないというより、作らなかっただけ・・
誘ってくれる人もいたが、どうも飛行機が
苦手なこともあり・・・なによりハルを
置いて行くことを考えると止めてしまう。


それでも、今回は10年の更新をした。
旅行は夫としか出かけた事がなかったのに
今は子供の家族とも出かけ
られるようになったのだから
そのうち一人で飛行機に乗るかも知れない♪


パスポートセンターは沢山の人で溢れていた
受け付けで番号札を貰うのにも数十人並んでいた。
自分の番号と現在の番号との差は80番もある・・・
一時間以上も待ちそうである


周りには小さな子供も多い・・最近は子供が
国外へでる事も当たり前のことなのかな~
お年寄りのご夫婦もいた・・ほほえましい光景だった
本を読んで待つことにした

順番が来た・・手続きに掛かる時間は数分!
何事もなく完了! 手元には失効を示す
穴の開いたパスポートが残った 
一週間後には新しいパスポートが
貰えるようだ(*^_^*)


                   3時間も、家の中で留守番をしていたハルが
        階段をトコトコ降りてきた・・・
        あら、二階にいたの?

                   ただいま~♪



 


 

血液型

「生物」の時間に「遺伝」という項目があった時
今まで嫌いだったこの科目を急に身近に感じて
ほう~!っと面白くなった
血液型の話だった


父が典型的なB型人間、                                                    
母もこれまた典型的なA型。
故に兄も姉も私もAB型なのである


O型家族だった夫(OO型)なので
我が子達はA型(AO)とB型(BO)とに分れた。
夫、息子、娘、私とバラバラな血液型一家だった(^^♪


そして次の世代は・・・・?(*^_^*)
血液型でどのくらい性格が決められるのか
根拠がないともいわれるが、一人で楽しんでいる♪


それぞれの行動を見た時にう~んと頷けるものがあり
ついついそれで片付けてしまうこともある。
それは自分がAB型だからかもしれないが・・・(ーー;                           


犬には血液型があるのだろうか~
性格を決めるほどのデータはないかも知れないが
ハルはAB型かな~♪  似てきたような気が・・・!{/犬/}


                                                    

父と母

明治35年生まれの父が存命していたら                      
もう100歳を超えているのだと知った


69才で肝硬変のため他界した父は
めまぐるしい時代に生きた人々の中でも
かなり思いきった人生を歩んでいた人だった


高等小学校卒業という、学歴のた
学歴を必要とする役職は人に譲り、それでも
自分の思いを仕事に映して手を広げていた


旧国鉄に入社後、満鉄の仕事のため満州に暮らし
兄も姉も大連で生まれ、幼い時を過ごしたようだ
馬賊との交渉とか、熊退治や虎狩りをしたとか                    
聞かされた話を断片的にしか覚えていない・・・
僅かに残る写真にその事実が信じられるだけである


                                                           戦後、数人の仲間と共に会社を作り            
                        初めて都内を遊覧する観光バスとして「はとバス」を走らせた。


                                   他にも修学旅行会館を始めたり、
                                   はとバスを京都にも走らせたいと画策したが
                                   これは失敗に終わったようだ・・・。


                                     晩年は東京ステーションホテルに落ち着き        
                                    私から見れば波瀾の人生の幕を閉じた。


 



そんな父と暮らした母は五人の子供を産み                                
そのうちの二人を幼くして失い、三人を育て上げた。
家庭を任されたかたちの母には、きっと
想像も出来ないほどの
苦労があったことだろう

日本に帰ってきてからの子供である末っ子の私を
両親はとても可愛がりその慈愛のお陰で
今の自分がある事に心からの愛と感謝を捧げる。


母にとっての救いは年をとってからの二人旅だった。
過去の苦労を帳消しにするような・・


                                           


           写真は・・上  九州旅行での父母(昭和43年)
           中  彼にとって三人目の孫・我が息子を抱く父
           下  父の亡き後、生まれた我が娘を抱く母
                   


 

雑草のように

                      


  あけましておめでとうございます   


    今年もよろしくお願いします (^^♪


                  ハル



 


 


大きく空を開放してくれた樹木の枝から離れて落ちた葉が
当たり一面を覆っている
雨に濡れた枯葉はずっしりと重い
この下では着々と春への準備を進めているのだろう
いち早く現れるのはやはり雑草・・・名はあるのだろうが
「雑草」というのが通称になっているいくつかの草だ
どんなに踏まれても、摘み取られても生き残り
次の世代に渡す能力を持つ雑草!



                                        ハルはその中から匂いを嗅ぎ分けて好きな草を食べる。
                                        「これは?」と差し出しても知らん顔をしたり
                         「あ、それそれ!」と言わんばかりに食べる時があるのは
               
似ていても違うのだろう


 


 


雑草のように育ってほしいと子供や犬に言うけれど
物心付く前から人の手で育てられ、
飼い主の色に染められて暮す犬・・             
家に入れたいというこちらの勝手な思いで
散歩から帰れば足を洗い、体中を水拭きされ
時にはお風呂へ入れられる


雑草のような強さを求める一方で
写真撮るからそこに座って~などと命令して
「いい子ね~」などと満足する勝手な飼い主である。

雑草のような強さは飼い主に必要なのかも知れない。