月別アーカイブ: 2006年3月

飛んだ!!

ハルのいるデッキから門ヘ行くには幅1mほどの通路を
通らなければ行けない
その幅いっぱいに植木鉢や土の袋を並べて
花の手入れをしていた。当然私も座りこんで・・・
小屋の中で寝ていたハルが、外を気にして出てきた・・・
気になる犬が道を通ったようだ。
門の方へ行きたい・・でも通れない!・・・・・・モジモジ・・
突然、ハルはデッキに戻ったかと思うとぴょ~~ん!!
私と植木鉢の上空を音もなく飛んだ(笑)♪
数分後、何事もなかったようにとことこ戻ってきたハルは
「そこ通りたい!」と目で訴える。
「帰りも、もう一回やって見て!」と言ったが
そんな気はないらしい(笑)
植木鉢を横にずらして「どうぞ~」というと、
そうっとすり抜けて行った。
公園の低い柵など簡単に飛んで入っているけど
まさか私の上を飛んでいくとは思いもよらなかった(^_-)-☆
その気になれば何でもできるんだぁ~♪

大切な家族


もうすぐ四月、夫が旅立ってから六年という月日が過ぎ・・・七回忌になる。
置いていかれたのに、今まで生きて来れたことを不思議に思う。
二年までは長かった・・・毎日自分を励ましては
肩をいからせて歩いていたと思う
何故自分だけ残って生きていなければいけないのか、問う毎日だった。
人の前で明るくしている分、ひとりになると辛い。
三年後、娘が結婚を決めた・・・それがキッカケの一つだったろう
一人でも夫の分も生きていかなければ・・・と。
夫は41歳で胃の全摘手術を受けた・・当時まだあまり前例のない
バイパスも付けた手術であったが、
医師達のお陰で命を20年近くも頂けた。
この間、本人には癌である事は知らせず医師と私との
癌との戦いだった。
常に夫の健康を気遣うことを余儀なくされたが
夫に悟られては困るし・・結構私は役者だったかもしれない
それでも、年々元気になっていく夫はそれまでの出世主義から脱却して
家庭を大切に思うようになってくれた。病気の効用である!!
今回の癌発見までの十数年は私にとって幸せな時代だった。
もうこの病の名を忘れても良いかと思う頃、
いきなりの「死の宣告」だった。
妻の私でさえ愕然とするものだったから、
本人の驚愕はどれほどのものだったろう・・・
そして苦しい3ヶ月半の後、夫はこの世を後にした。
60年働いてこれから楽しく暮そうという時に・・なぜ?
可哀想で仕方がない・・・。
しかし去った命は戻らないことも理解した。
6年経った今、いつも夫の支えを感じている。
すぐ側で気遣い、守ってくれる夫がいるので安心して
暮せるようになった。
夫は私にハルも残してくれた・・いつも一緒にいるようにと。
そして息子の家族、娘の家族もいつも気遣っていてくれる。
本当にありがたく思う。
最期の時、夫は「家族だけ側にいれば良い」と言った。
七回忌の法要は家族だけで行うことにした。
私達はいつまでも夫の家族でいる。
夫の姿はないけれど、幸せを与えてくれるので
明るく生きていける。

良い犬とは・・・

日本犬保存会の血統書があれば、どの犬でも展覧会に出られるので
ハルはこの春の神奈川展にも連れていった。
ハルの年令で出陳される方はいないようである・・(笑)
まったくの家庭犬であるから、何も感じずに堂々と出していられるが・・・。
評価はともかく(笑)、多いに楽しんできた♪
ハルは初めての私のハンドリングにもちゃんと立っていてくれたし、
仲良くしてくださる方々にも恵まれて楽しい日だった。

      (歯の検査風景と、途中で甘えてきたハル・・ぼおままさん撮影)
現在では犬は一生を人間にゆだねるわけで、どの飼主に当たるかが
その犬の運不運を決めるのだろう・・・
長い月日を共に暮すことで犬は飼主を理解して忠実になり、
人は自分の犬のほんとうの良さが解り、可愛さが増す!(^^)!
展覧会を目指す人が飼っている犬を自分の目指す犬と違うから
良い犬を作出するために手放す、という話を聞くととても悲しい。
犬にも感情があることを忘れないで欲しい。
良い犬とは・・・何を基準にするのだろう。

追い鳴き


雨の朝の公園は人影も犬影も少ない
今朝も冷たい雨の中、誰も居ないグランドでひとり遊んでいると
ウィペットのJ君が来た・・・この仔をハルは大好き♪
J君は足が速い!伏せて待つハルは一気にJ君を追って走り出す・・
この時にハルは「ワンワン!」と言いながら走るのである。
J君は右に左にものすごいスピードで走るが
結構ハルも負けてないみたい♪
J君がコースを外れて脇へ気をそらすと、なにかの合図なのか
ハルは追うのを止めて、待って居る私の方へ飛んで帰ってくる・・・
「楽しかったね~」と首を撫でてやると嬉しそう♪
そして、又走り出すまでここでJ君を待つ。
準備いいよ~!とやってくると又走り出すのである・・
  
(一年ほど前のJ君とハル)
4,5回続けるとさすがに喉が渇くのか
「お水飲みに行こう!」と言うと水道の方へ・・・
そして持っていったドッグフードの朝食をとることに・・♪
J君も楽しみにしていてくれる!(^^)!・・・シニア・フードだけどね~♪
こんな楽しみがどの犬とも出来ると良いのだけれど
ハルの好みは難しい・・(笑)
猟犬が獲物を追う時に「ワンワン!」と鳴きながら追うのかどうか
解らないけど、遊んでいるハルを見ていると
もしかして猪や鹿を追う仲間はこうやって山を走っているのかな~と
思いを馳せる。
今日はハルの誕生日♪めでたく8才になった(^_-)-☆
元気で居てくれることが何より嬉しい!!

展覧会

春になると、あちらこちらで展覧会が開かれる♪
絵画や彫刻の美術展や、書の展覧会・・と思うのが
普通の感覚ではないだろうか・・
日本犬の場合、いわゆる品評会を展覧会と言うのだとは
8年前までは知らなかった。
ミミコとムクを老齢で次々亡くし、次に又柴犬を飼う気にはならなくて
・・
それでもやはり日本犬が良いね、とミミコ達の登録先の
日本犬保存会へ問い合わせたところ
もうすぐ展覧会があるので見に行かれたら・・と言われた。
夫と出かけた神奈川展は「ドッグ・コンテスト」とはかけ離れた
素朴なものだった・・・
そこで初めて紀州犬という犬種に出会い、一目惚れ♪
そこでお会いした方のご縁が、生後51日目にハルが
我が家の一員になるキッカケであった(^^♪
正直言って特別な訓練や体の鍛え方をして
ハルを出陳する気はなかった。
普通の家庭犬として暮らし、そこへ出させて頂いて
どの程度の評価が頂けるのかは知りたかったけれど・・・
日本犬保存会、紀州犬保存会の展覧会に出かけてみた。
解ったことは犬を比べるだけではない、
日本犬という同じものを愛する人々との出会いがあり、
そこには老若男女を問わない交流があった。
それから時々春、秋の展覧会にはハルと出かけ、遊んでいる。
3月10日はハルの誕生日、8才になるハルと
この春も遊びに行く・・・評価がどう出ようと
私にとってハルは世界一の犬だから・・・(^_-)-☆
  ♪♪庭のデッキのテーブルの上はハルの指定席♪♪